9月から日本語ガイドがManifa Travel、Manifa Elephant Campのチームに加わります。下記シフトで日本語ガイドの案内するツアーを9月2週の途中から提供する予定です。価格は、英語ガイドと同額で下記の日程で旅程を含むツアーを予約すると自動で日本語ガイドに変更されます。ウェブサイトは、近日中に更新します。
曜日 | 午前 | 午後 |
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日曜、火曜、水曜、金曜 | 象使い体験 | パークウー洞窟、メコン川クルーズ |
月曜、木曜、土曜 | 早朝の托鉢と朝市、世界遺産の王宮と寺院 | クアンシー滝 |
マニファ・エレファント・キャンプは、ルアンパバーン市内から40分、洞窟で有名なパークウー地区のエコツーリズムエリアにあるエレファントキャンプです。メコン川を見渡す美しいリゾートとたくさんの象の住むジャングルがあります。
2009年、マニファ・エレファント・キャンプは、地元の象愛好家Vilaluck Vothivong氏によって2頭の象からスタートしました。13年の歳月を経て、現在、100ヘクタールの森に17頭の象の群れが住んでいます。
マニファエレファントキャンプの象使いツアーへの参加やコテージへの宿泊を通してラオスの村の象や象使いと交流しに来て下さい。自然の中で象と親密になったり、象を家族の一員として大切に世話する象使いの生活を垣間見ることは、日本では体験できない旅のユニークな思い出になることでしょう。
「象使いの認定証」は、半日以上のすべての象体験を含むツアーで希望者は追加費用なく取得できます。体験中にガイドに認定証がほしいと言ってください。
「動物の権利」という考え方をご存知ですか。それは、動物にも人権に類する権利があって、人間から搾取されたり残虐な扱いを受けることなく、それぞれの動物の本性に従って生きる権利があるとする欧米でここ40年ぐらいのあいだに急速に広まった考え方です。欧米社会では動物と人間の関係を「権利」と同じような人間社会の原則で理解しようというアプローチが広く支持されています。例えば、日本では「動物愛護」ですが、欧米では社会福祉と同じ「動物福祉」(Animal Welfare)です。他にも「動物の尊厳」(Animal dignity)や「動物の5つの自由」(Five freedoms of animals)などの考え方が広く支持されています。
ラオスやタイの観光エレファントキャンプに対して、このよな考え方を支持する欧米の動物権利団体(Animal Rights Group)がここ10年激しいネガティブキャンペーンをおこなっています。日本の捕鯨に対してネガティブキャンペーンをおこなったのと同じタイプの人たちです。象乗りは虐待である。象を鎖でつなぐな。象の調教は象を精神崩壊させる。などなどです。こんなの何で信じるんだろうと思うのですが欧米人の間ではSNSで大ヒット。象乗りを提供するエレファントキャンプや旅行代理店には大量のネガティブレビューがつけられ、多くの旅行代理店がエレファントキャンプの取り扱い停止を余儀なくされ、エレファントキャンプでも象乗りをやめてインタラクションだけとかウォッチングだけにアクティビティの変更をおこなうキャンプが続出しました。
その一方でこのネガティブキャンバーがあまりにも荒唐無稽なのでなんとかしなきゃいけないと考える人たちもいます。ルアンパバーンでは、ドイツ政府の国際支援機構GIZ(JICAみたいなものです)の人が中心になって旅行代理店にルアンパバーンのエレファントキャンプでの象乗りは大丈夫です、サポートしてくださいという啓発活動がおこなわれました。タイではアメリカの学術機関が協力してエレファントキャンプの福祉の調査がおこなわれました。(それによると象乗りをしているキャンプの象のほうが健康でストレスが少ないそうです。ウォッチングだけのキャンプの象は、メタボで退屈なのでストレス値がもっとも高かったそうです)でもこういう人たちはまだ少数派です。それにコロナで全部停止してしまいました。今後どうなるかまだわかりません。